小畑会計の相続ブログ

2012年10月 9日 火曜日

うちには揉めるほど財産ないし・・・

こんにちは、浜松市浜北区の税理士 五日市一弥 です。



セミナーなどで相続対策の話をする場合、反応は大きく2つに分かれます。

(1) 『うちには揉めるほど財産ないし・・・』や『うちの家族は仲が良いから・・・』と言って特に対応をしない人

(2) こちらの話に理解を示し必要性を感じる人

感覚的な割合で言うと(1)と(2)は、5対5といったところです。


さらに(2)の人たちは、次の2つに分けられます。

① 『忙しいから』、『費用がかかるから』など何らかの理由により特に対応をしない人

② 実際に行動に移す人

こちらの割合は、8対2ないし9対1といったところです。

つまり、相続対策の話をしてもほとんどの人は何もしない、ということです。
(個別に相談にいらっしゃる方は別です)


でももちろん、何もしない人=悪い、ということではありません。

実際に対策が不要な家庭環境もあるでしょうし、相手との関係からどうしても話を切り出せないという場合もあるでしょう。(私自身も切り出せないうちの一人です)


問題なのは、何も考えていなかった人が相続を迎えて初めて事の重大さに気が付く場合です。

事前に考えていなかったために、次のような様々な理由で困っている人を過去にたくさん見てきました。

・自宅の土地が突然他人の名義になってしまった
・相続財産の一部が国のものになってしまった
・いつまでも印鑑を押してもらえず困っている
・そもそも話をするべき他の相続人と会えない人

それぞれの場合に応じて状況を改善するための方法はありますが、その手間は相続対策の手間とは比べものにならないほど大変な場合が多いのです。




投稿者 小畑裕之税理士事務所